BinanceがChilizのFCバルセロナ公式ファントークンの取扱を開始
大手暗号資産取引所Binanceが、スポーツファントークンを発行するChilizのFCバルセロナファントークン($ BAR)の取扱を開始することを発表した。
#Binance Completes the @FCBarcelona Fan Token Discount Sale and Will Open Trading for $BAR
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— Binance (@binance) April 21, 2021
Innovation Zoneに上場
今回FCバルセロナファントークン($ BAR)が上場するのは、Binanceが提供する「Innovation Zone」と呼ばれるハイリスク・ハイリターンで取引を行うことができる市場で、BAR / BTC、BAR / BUSD、およびBAR / USDTの3種の取引ペアで開始される。
Innovation Zoneでは、DEX(分散型取引所)などで交換可能な、あまりメジャーではなくボラティリティの高い銘柄を取り扱っており、「50%以上の損失を想定している」ことや、「資本の一部または全部を損失した場合は自己責任である」という文言に同意しなければ取引が開始されない仕様となっている。
販売開始から2時間で完売
FCバルセロナファントークン($ BAR)は昨年6月、Chilizと取引プラットフォームSocios.comで販売が開始され、世界106か国を対象に先着順となるフラッシュセールが行われたが、ピーク時には2分未満で77万7千ドルを売り上げるなど、販売開始から2時間以内で完売となっている。
今回BinanceのInnovation Zoneでの取扱開始に伴い、$ BARの価格は前日比最大で約2倍の高騰を見せたが、現在は約10%増の水準に落ち着いている。
Chilizのネイティブトークンである「CHZ」も今年2月から大幅に価格が上昇しており、世界的人気のフットボールクラブ・FCバルセロナのファントークンである$ BARの今後にも注目が集まる。