バイナンスチャリティ財団、日本のブロックチェーン企業が集めた寄附金額と同額寄附するチャリティ活動発表!

バイナンスチャリティ財団、日本のブロックチェーン企業が集めた寄附金額と同額寄附するチャリティ活動発表!

バイナンスチャリティ財団、日本のブロックチェーン企業が集めた寄附金額と同額寄附するチャリティ活動発表!

12日、暗号資産取引所バイナンス(Binance)が設立したチャリティ財団である「バイナンス チャリティ財団」 は、株式会社グラコネと協力してマッチングドネーションを共催することが明らかになった

今回発表されたマッチングドネーションキャンペーンは「#CryptoAgainstCovidJapan」と名付けられ、このキャンペーンに賛同して参加する日本のブロックチェーン企業が寄附を行った暗号資産等による金額と同額を、バイナンス チャリティ財団が寄付するという内容になっています。

※マッチングドネーションとは、企業や団体が社会貢献のために寄附などを募る際に、集まった寄付金額にその企業や団体が上乗せして寄附をするという取り組みをいう。

寄附を行う目的

今回のチャリティー活動で集まった寄附金の使途は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、まさに今パンデミックを未然に防ぐために闘っている日本全国の医療機関に対して、現場で必要とされている医療品を購入するための資金として行われる。

そして、医療従事者を強力にバックアップすることにより、長期化が見込まれている新型コロナウイルスとの闘いのサポートを行うことが狙いになります。

チャリティー活動に賛同した日本のブロックチェーン企業は、それぞれが提供している自社コンテンツの内容に応じた寄附をつのることにより、バイナンスチャリティ財団と合わせて500万円規模の寄附金額を集めることを目標にしているとのことです。

 マッチングドネーション参加企業一覧及び寄附内容

日本が協賛して参画するパートナーとしては、企業が8社・教育コンテンツパートナーとして1社が参画しており、6月13日より順次チャリティー活動を開始していきます。

1.クリプトゲームス株式会社

自社が運営を行っている「CryptoSpells」で、6月16日~29日の間に販売するチャリティーカードの売上高の70%を寄附する。

2.Anique株式会社

6月13日~6月30日までの間の、Aniqueの全体の売り上げの3%を寄附する。

3.double jump.tokyo株式会社

自社が開発したブロックチェーンゲーム「My Cripto Heros」で、6月17日~20日の間に行われるチャリティレイド時に購入されたヒーローCE相当額をイーサリアムにて寄附する。

4.株式会社来夢(らいむ)

自社が運営する「スポットライト」において、6月13日~30日までの間、本チャリティー活動の内容に関して記事による呼びかけを行うとともに、ユーザーが投稿した記事への投げ銭と購入金額の全額を寄付する。

5.アクセルマーク株式会社

自社が運営する「コントラクトサーヴァント」で6月16日~18日に行われるトークンセールの売上の10%を寄附する。

6.株式会社クオン / リンカー株式会社

自社が運営する「ニャンタウン」の価格を値下げして販売し、その売上高の75%を寄附する。

7.株式会社幻冬舎

自社が運営するメディア事業である「あたらしい経済」にて、ブロックチェーン初心者向けの学習コンテンツを提供し、その収益を寄附する。

8.Techtec

自社が運営する教育コンテンツ「POL」で、ブロックチェーン・暗号資産に関する教育コンテンツを提供する。

バイナンスチャリティ財団が行ってきた活動 

バイナンスチャリティ財団は今回開始するチャリティー活動以外にも、オーストラリアの森林火災への寄附や、日本の介護福祉施設にマスクの寄贈、2018年西日本豪雨の際など今までにも多くのチャリティー活動を行っており、行われた寄附行為はすべてブロックチェーンに記録されています

寄附が行われた際には、その資金の使途が不明となって、寄附を行ってくれた者の信頼に応えられないことが問題視されることもあったが、ブロックチェーン技術を用いた分散型台帳に記録されることにより、活動を追跡可能なものとし、信頼性の高い寄附を募っていることでも有名です

今回のチャリティー活動について、株式会社グラコネ代表藤本真衣氏は以下のようにコメントしている。

 「ビットコインなどの暗号資産による寄附は、ブロックチェーン技術と組み合わせることにより透明性の高い取引に該当し、誰がいくら送ったのかなどの証明を行うことも容易であるため、透明性の高い取引が求められる寄附行為との相性はとても良いといえます。また、世界中のどこからでも少額の送金手数料で送金できるというメリットも有しているため、こちらも寄附との相性はとても良いといえます。

今回のチャリティー活動には世界中の様々な人種の方が関わっており、昨今人種差別などの悲しい事件も多く取り上げられていますが、国や人種という枠組みを乗り越え、取り払うことにより、本当に困っている人がいたら手を差し伸べる。そういった世界になっていくことを願っています」

現在世界中に蔓延している新型コロナウイルスは確実に私たちの生活に変化をもたらしました。今までもそうでしたが、チャリティー活動を通じることにより、人と人との結びつきに感謝し、お互いがより良い未来へ進んでいくことが求められています。