Binanceのクレジットカード仮想通貨購入サービス、一部地域で利用不可へ

Binanceのクレジットカード仮想通貨購入サービス、一部地域で利用不可へ

Binanceのクレジットカード仮想通貨購入サービス、一部地域で利用不可へ

世界大手仮想通貨取引所であるBinanceは、2020年4月12日に「Visa」「MasterCard」でのクレジットカード仮想通貨購入サービスが、一部地域で利用できなくなることを突如発表した。

Binanceは2019年2月からクレジットカードによる仮想通貨購入サービスを提供しており、銀行口座間からの取引に比べると手続きに伴う費用は高額ではあったが、取引の簡便さなどが支持を集め、サービス対象となる国や地域を拡大してきた。

 発表によりサービスから除外された国

 アルゼンチン、ブラジル、コロンビア、香港、インド、インドネシア、イスラエル、カザフスタン、ケニア、マレーシア、メキシコ、ナイジェリア、ペルー、フィリピン、シンガポール、南アフリカ、韓国、スイス、台湾、トルコ、ベトナム 

制限の影響を受けなかった国 

オーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、チェコ共和国、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、アイルランド、イタリア、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、共和国キプロス、ルーマニア、ロシア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、イギリス、ウクライナ

制限の対象となった国を見ると、南米やアフリカ、アジアの地域が多く、サービスから除外されていることがわかる。

今回の発表では、一時的に無効になるとの報告があるため、将来的にはサービスの利用が再開される地域もあると考えられる。

Binanceは、それぞれの国における法律や規制に対応を行うことによりサービスを拡大してきているので、おそらく法律や規制による問題がクリアになり、サービスシステムの脆弱性などが排除された段階で再リリースが行われることとなるだろう。