VanEck版ビットコインETF「承認よりも却下される可能性が高い」|期限5月21日

VanEck版ビットコインETF「承認よりも却下される可能性が高い」|期限5月21日

VanEck版ビットコインETF「承認よりも却下される可能性が高い」|期限5月21日

仮想通貨市場はここ数週間で、価格の上昇や取引量の増加など、大きな盛り上がりを見せており、さらなる爆発的な 市場の拡大のきっかけとして、ビットコインETF(上場投資信託)への期待が高まっている。

中でも最有力の候補として注目を集める、シカゴ・オプション取引所(Cboe)によるVanEck版ビットコインETFの SEC(米国証券取引委員会)による承認可否が、明日5月21日に迫っている。

シカゴ・オプション取引所(Cboe)は、2017年12月に世界に先駆けてビットコインの先物取引を開始しており、また、 現存する取引所の中でも最も古いことから、歴史的にSECとの関係性も長く、信頼関係も良好であり、ビットコインE TFの承認についてもアドバンテージが期待されている。

しかしながら、以前は国際法律事務所の Kobre & Kの弁護士として知られ、事情に詳しいJake Chervinsky氏は自信 のツイッターで以下の様な見解を示した。

「VanEck bitcoin ETFは、延期しない場合、承認よりも却下される可能性がはるかに高いだろう。」

また最後に 延期: 75.0% – 却下: 24.9% – 承認: 0.1%と予想した


その理由として、BitWise社とVanEck社の申請時期がほぼ同時期(5日以内)であったが、これまで複数の申請に対しては 同時に行われていた可否の延期発表が、今回は同時に行われず、もし承認であったとしても、通常は10月まで判断を延期してからになるであろうとの事である。

また、仮にSECが業界初となるビットコインETFの承認に踏み切ったとしても、市場の不正な価格操作や不明瞭な資金の流れ、ハッキング等のセキュリティ問題等、BitfinexとTetherの約950億円の不正利用や米ドル:USDT=1:1で裏付けされてない事などにも触れ、まだまだ準備不足の部分が否めないと語っている。

業界全体が注目している事から承認可否がどのような結果であろうと仮想通貨市場に影響を与える可能性が予想されます。