Twitter、ビットコインのチップ機能をリリース
Twitter社が24日、ビットコインなどで投げ銭を行うチップ機能「Tips」のリリースを発表した。
任意のユーザーのサポートやお礼に
今回実装されたチップ機能「Tips」は、5月から旧名称「Tip Jar」で実験が進められ、近日中にリリースすることを示唆されていたサービスで、改称の上正式にリリースした形となった。
Tipsは現在のところiOS版のみとなっており、今後数週間でAndroidにも対応するとのことだ。
利用方法としては、任意のユーザーのプロフィールやツイートに掲載されている決済サービスのリンクをタップして送金する仕組みとなっており、Twitterへの手数料はかからない。
現在利用可能な決済サービスは下記の通り。
- Bandcamp
- CashApp
- Chipper
- Patreon
- Razorpay
- Wealthsimple Cash
- Venmo
- GoFundMe
- PicPay
ビットコインでの投げ銭も可能に
今回ライトニングネットワークを使用したビットコインでの投げ銭機能も同時にリリースされており、決済システムStrikeを通じてチップを送ることが可能となっているが、Strikeは現在のところ米国とエルサルバドルでしか利用することができない。
Twitterは、今後利用地域の拡大とともに同サービスの利用者を増やしていく方針で、次のようにコメントしている。
「私たちはTwitterを使う全ての人に、金銭を受け取る手段を提供したいと考えています。デジタル通貨は、この経済圏へのあらゆる人の参加を可能にし、国境を超えた金銭のやり取りにまつわる障壁を低減する、私たちが目指す世界に到達する近道となります。」