NEMグループが次世代プラットフォームSymbolローンチの新情報を公開

NEMグループが次世代プラットフォームSymbolローンチの新情報を公開

NEMグループが次世代プラットフォームSymbolローンチの新情報を公開

暗号資産(仮想通貨)ネム(XEM)のNEMグループが、次世代の新型プラットフォームSymbolのローンチについて最新情報を公開した。

12月17日正式にローンチ予定

情報によると、2020年12月17日のローンチが予定されており、XEMの保有量に応じて付与されるSymbolの新通貨XYM(ジム)の量が確定するスナップショットについては、12月15日から17日の間とされた。

今後も開発チームによるテストや試運転を行い、正式にローンチ日とスナップショットの日程を改めて発表するとのことだ。

保有するネム(XEM)に応じたSymbol(XYM)を受け取るには、オプトインの申請が必要で、専用のウォレットを用いて既に申請することができるが、ローンチ後も6年間は事後オプトインを受け付けている。

オプトインについては、個人で申請することが可能であるが、国内取引所ではコインチェックがユーザーから預かるXEMについて全ての申請を請け負うことを発表している他、その他の主要取引所では現在のところ「ユーザーの利便性を最優先とした対応を検討中である」としている所が多く見られるなど対応がそれぞれ異なる。

ネムの大型アップデート

Symbolは、ネムの大型アップデートで新しく誕生するプラットフォームで、セキュリティ強化や処理速度の向上など実用性を重視したものとなっている。

アップデートについては2019年7月から「カタパルト」の名称でスタートしており、新たなブロックチェーンプラットフォームへの移行を目指し、名称の変更などを経て現在に至る。

使用される暗号資産はXEMからXYMへと変更となるため、6年以内にオプトインの手続きを取らなければ保有するXEMは消滅してしまうので、XEM保有している場合は移行するタイミングを考慮する必要がある。