eスポーツプロチーム「SBI e-Sports」、SBI VCトレードとスポンサー契約!
30日、SBI ホールディングスが出資し、今年6月設立されたeスポーツプロチーム「SBI e-Sports」はSBI VCトレード株式会社とのスポンサー契約を発表した。
今後は企業パートナーとして、選手たちの応援のため公式HPやユニフォームにロゴを記載する。
e-Sports業界の発展は著しく、世界の視聴人口は2019年度末で4憶5000万人に達する見込みで、オリンピックとの合併の流れも視野にある年々認知度が高まっている分野である。
希望した選手への年俸は「XRP」で支給
今回のスポンサー契約を機に、「SBI e-Sports」所属選手から希望があった場合は、暗号資産「XRP(リップル)」で年俸を支給することも併せて発表した。
仮想通貨時価総額ランキング上位のXRPを給与として選手への支給という試みは、はたして何が生まれるのか。
昨年ニュージーランドでは、9月1日から企業が従業員への給与をニュージーランド・ドルではなくビットコインでの支払いが法的に認められるという面白いニュースがあったばかりである。
こういった新しい試みにより、ニュージーランド国民やeスポーツ選手は日々の暮らしのなかで新しい選択が生れることになるだろう。
XpringプロジェクトとForte社による1億ドルのファンド設立
昨年3月12日には米リップルの投資部門Xpringとブロックチェーンゲーム開発プラットフォームを提供するForteは、ゲーム開発者をサポートするために1億ドルのファンドを共同で設立したことは記憶に新しい。
今回のファンド設立によりゲーム業界におけるブロックチェーン技術の採用を加速させ、ユーザー主導型の新しいゲーム経済が生れる日も遠くはないだろう。
2019年ソニー生命の調査によると男子中学生の将来なりたい職業第2位に「プロeスポーツプレーヤー」にランクインしたことが大きな話題を呼んだ。
日本国内では全体的にみてもこの分野は発展途上ではあるが、今回のニュースは業界の新しい1歩を踏み出したことには間違いないだろう。