Rippleの役員が間もなく「xRapid」の大幅な拡大を開始する事を示唆!

Rippleの役員が間もなく「xRapid」の大幅な拡大を開始する事を示唆!

15日、RippleのシニアバイスプレジデントAsheesh Birla氏は、Rippleが間もなくXRPベースのクロスボーダー決済ソリューションxRapidの大幅な拡大を開始するとRippleが配信するYouTubeで述べています。

このYouTube内でAsheesh Birla氏「XRP」と「xRapid」の今後の取組や戦略について話しました。

「メキシコとフィリピンでは、オンデマンド流動性が利用可能です。今のところ、これら2カ国から非常に好意的な反応をもらっています。そして、我々は次の目的地のセットに取り組んでいます、このままうまく進むと近いうちに発表するでしょう。

新しいxRapidの道筋を開く為の最大のハードルは、それが両国の規制に準拠している事を確認する事です。Rippleは、メキシコを拠点とする仮想通貨取引所Bitsoとフィリピンを拠点とするCoins.phと提携して、これら2国間のxRapid支払いを推進しています。」

また、Asheesh Birla氏は、改めてXRPの低料金と高速性のおかげで、多くの仮想通貨に優位性がある事を述べています。

「XRPは、支払い専用に構築されているという点で利点があります。仮想通貨が以前から問題視されているボラティリティは、 国境を越えた支払いにXRPを使用すると数秒で解決される為、問題ではありません。また、XRPを使用して送信するコストはわずか数ペニーのほんの一部です。そして、非常にスケーラブルです。XRPを使用すると、1秒あたり何千ものトランザクションを実行できます。これらすべての理由から、クロスボーダー(国際間取引)決済に非常に適しています。」

そして、最後にAsheesh Birla氏はクロスボーダー決済の現在の状況は1960年代にとどまっていると指摘した上で、今後、Rippleが世界中の銀行、決済機関、そして中央銀行と協力して、国境を越えてお金を送るためのより良い、より近代的な金融システムを構築していく事を述べた。

現在、英国を拠点とする世界の通貨プロバイダーである「Mercury FX(マーキュリーFX)」は、支払いにxRapidを実際に使用することを推進しています。ロンドンのRipple Regionals 2019で、CEOのAlastair Constance氏は、メキシコとフィリピンに加えて、近い将来英国からカナダと中東への支払いにxRapidを使用することを明らかにしました。

MercuryFXがxRapidを使用して初めて商業決済に成功

「MercuryFX」は、Ripple社が提供しているソリューションを積極的に活用しており、今年3月に同社の発表によると、今回の国際送金は新婚旅行でフィリピンの「Edgewater Dive & Spa」というリゾート地を訪れる予定の個人顧客による支払いで行われたと発表された。