デジタルトランスフォーメーションを牽引!マネーフォワードとLayerXが業務提携へ
22日、あらゆる分野・産業においてデジタルトランスフォーメーション(以下DX)を推進する目的で、株式会社LayerXと株式会社マネーフォワードが業務提携を行うことを発表した。
LayerXはブロックチェーン技術によるテクノロジーを用いて業務に改革をもたらし、デジタル化の推進サポートを行う会社であり、マネーフォワードは「マネーフォワードクラウド」などのソフトウェアにより、企業のバックオフィスを支えている会社である。
今回の業務提携により、お互いの強みを生かし、更なる業務効率化とセキュリティ対策をそなえたサービスが可能になると見込まれるとのこと。
今DXが求められている
新型コロナウイルスの感染拡大を受けリモートワークなど働き方が目まぐるしく変化しており、様々な方法でバックオフィス業務をサポートする必要性が生じている。
既存のビジネスモデルでは対応できない事態も生じており、環境の変化に対応するためにはDXを推進して、将来に向けて競争力を強化していく必要がある。
業務提携の概要
今回の業務提携目的は、お互いの強みを生かすことによりDXをより加速させることが一番の狙いである。現在、企業や行政機関などで用いられる業務プロセスにおいて「ハンコやFAX」などに代表されるアナログな業務が未だ多く存在しており、事業活動を行うにあたって非常に非効率的な業務であるといえる。
DXを必要としている全ての企業や行政機関などの未だデジタル化が進まない業務について、ノウハウやサービスを提供することにより、「デジタルシフト」を強力にバックアップすることが目的である。
また昨今行政手続きの分野においてもデジタル化が議論されており、企業に導入サポートするニーズなども増えていくことが予想されるため、マーケットとしても避けられない状況になっていくことが考えられるだろう。
LayerXの代表取締役である福島 良典氏は以下の通り述べている、
当社が推進してきたブロックチェーン技術を基にするDXをマネーフォワード様との提携することにより、「経済活動のデジタル化」をミッションとする我々が、産業のデジタル化を進めていくことで今後予想される変化に立ち向かい、時代の変化に対応してまいります。
また、マネーフォワード の代表取締役社長である辻庸介氏は以下の通り述べている、
今回の業務提携を行うことにより、両者が持つノウハウやサービスを共有することにより、企業や行政機関の「デジタルシフト」を共に進め、「withコロナ」そして「afterコロナ」の時代を乗り越えていけるよう尽力したいと考えています。