Binance・CEO、「コロナウイルス被害者」を支援する為、1000万元寄付を発表!
26日、世界最大手仮想通貨取引所BinanceのCEOであるCZ氏は中国の湖北省武漢市で発生した「新型コロナウイルス」の感染が広がる中、被害者を支援するために「1,000万元(約1億5,700万円相当)」を寄付することをツイートした。
1月26日時点で新型のコロナウイルスの感染が拡大する中国では患者の数が2000人を超え、死亡した人も56人に上っています。中国本土以外の14の国と地域でも確認されている。
また、武漢だけでなく湖北省のほぼ全域でバスの運行を取りやめたり高速道路を封鎖したりするなど、人の動きを制限し国をあげて感染拡大の防止に躍起になっています。
For #Wuhan, not realistic to do crypto to end beneficiaries.
Binance pledged 10m RMB ($1.5m USD) to help #coronavirus victims.
We didn’t make any announcements. But BCF/Binance team has been busy for the last few days.
Still need help to arrange logistics locally.🙋♀️ https://t.co/UH6FXgVSrX
— CZ Binance (@cz_binance) January 25, 2020
武漢にとって、仮想通貨で寄付を行うのは現実的ではありません。
Binanceはコロナウイルス被害者を支援するために1,000万元(150万ドル)を寄付することを約束しました。
発表は行いませんでしたが、BCF/Binanceチームはここ数日間忙しくしています。
現地で物資を手配するためにはまだ助けが必要です。
仮想通貨での寄付金は非現実的
Sino Global CapitalのCEOであるMatthew Graham氏が新型コロナウイルス被害者を支援するための仮想通貨寄付アドレスをツイートし、それに対しCZ氏は「仮想通貨で寄付を行うのは現実的ではありません。」とコメントを返した。
この理由には中国の仮想通貨に対する厳しい規制が関係しているかもしれません。一刻を争う状況化の中、スムーズに換金できる方法を考えた場合、仮想通貨ではなくドルでの寄付が相応しいと判断したのではないだろうか。
また、CZ氏の追記のツイートにはBinanceチームは中国のeコマースと物流企業と協力していると報告がある。そして、他の国からも注文し約70000個のマスクを手配しているという。
Binanceの慈善団体「Binance Charity Foundation(BCF)」が寄付したのはこれが初めてではありません。
2018年の西日本豪雨災害の被害者を支援するために100万ドルを寄付しました。また、Binanceは100万ドル相当のBNBをオーストラリアの山火事の救援を目的としてBushfire Donation Projectに寄付しました。