Ripple CEO、Libraの懸念による規制強化に「巻き込まれないようにしたい」と不安・警戒!

Ripple CEO、Libraの懸念による規制強化に「巻き込まれないようにしたい」と不安・警戒!

Ripple CEO、Libraの懸念による規制強化に「巻き込まれないようにしたい」と不安・警戒!

RippleのCEOであるBrad Garlinghouse氏は、FacebookのLibraの参入は仮想通貨業界全体の規制の強化を引き起こす可能性があり、「巻き込まれないようにしたい」Fortuneの取材に対して、コメントしている。

また、「規制当局が私たちをひとまとめにしていない事を質問するようになっても、私にとって重要な事です」と仮想通貨統制の面で不安視した。

Libraが発表された6月当時、Garlinghouse氏はそのプロジェクトが誕生した事により、Ripple社の事業契約数が記録的に増加した事で、業界に対する関心度の向上・促進に貢献したと熱心に語っていた。

今月は特にFacebookのLibraに関する公聴会も開催された事もあり、仮想通貨業界のみならず、各国金融機関や規制当局などからも注目が集まっていた。

また12日、トランプ大統領は突如、自身のTwitterで「私はBitcoinや他の仮想通貨のファンではありません。」「FacebookのLibraには信用性がない」など価格のボラティリティや規制面の問題や犯罪を助長する等といった否定的な一連のツイートが話題となった。

そして、7月16日の米上院銀行委員会がFacebookのLibraの計画についての公聴会前に米国財務長官のスティーブン・ムニチン氏と米連邦準備制度理事長のジェローム・パウエル氏も、Libraについて「深刻な懸念」があると述べています。

また、25日には米国財務長官のスティーブン・ムニチン氏は、「金融システムにリスクや悪影響を与えない為に、米規制機関は今後、新たな仮想通貨規制を施行する可能性が高い。」と示唆している。

Libraだけではなく、XRPなどの仮想通貨も分けて考える必要があるとその重要性を強調した上でGarlinghouse氏は、マネーロンダリングやその他の仮想通貨を使った犯罪行為についての心配は、RippleのXRPには当てはまるべきではないと述べた。

そして、Rippleのネットワークを介した送金は、越境支払いの方法にかかわらず、すでにマネーロンダリング防止および顧客の知っている規則を遵守しなければならない規制された金融機関によってのみ行われる事を挙げた。