ビットコイン否定派チャーリー・マンガー氏、「ビットコインの成功が嫌い」

ビットコイン否定派チャーリー・マンガー氏、「ビットコインの成功が嫌い」

ビットコイン否定派チャーリー・マンガー氏、「ビットコインの成功が嫌い」

1日に実施された、世界最大の投資持株会社バークシャー・ハサウェイの年次株主総会で、同社の副会長を務めるチャーリー・マンガー氏がビットコインへの否定的な見解を示した。

マンガー氏は、これまでも「投資の神様」と呼ばれている同社のCEOウォーレン・バフェット氏と共にビットコインに対し否定的な見解を示していたが、今回の株主総会で依然として否定的な考えであることが分かった。

「私はビットコインの成功が嫌いです」

一般投資家からの質問で“ビットコインに対する見解に変化はないか”と聞かれたバフェット氏とマンガー氏であったが、バフェット氏が「この質問が来るのはわかっていた」とし回答を避けたのに対し、マンガー氏は「もちろん、私はビットコインの成功が嫌いです」と述べ批判を続けた。

私は誘拐犯や恐喝犯などにとって非常に有用である通貨を歓迎しませんし、何もないところから新しい金融商品を発明したばかりの人に数十億ドルもの資産が渡るのが好きではありません。

私は控えめに言っても文明の利益に反しており、開発全体に嫌悪している。

マンガー氏は今年2月にも「価値の交換手段として機能するにはボラティリティが高すぎる」と述べている。

1日の年次総会はライブ配信されており、多くの人が見ていることを考慮したうえでバフェット氏は次のように述べ、回答を避けた。

おそらく、ビットコインを所有する何十万人もの人々がこれを見ていて、2人がショートしています。

私たちには40万人を怒らせ不幸にし、2人を幸せにする選択があるが、それは単なる愚かな方程式です。

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