パリSG移籍のメッシ、契約金をファントークンで受け取り
今月10日、フランス1部パリ・サンジェルマンに移籍したアルゼンチン代表FWのリオネル・メッシが、契約金の一部をファントークンで受け取ったことが明らかになった。
Pour la première fois pour une signature de cette envergure, Leo Messi s’est vu remettre de nombreux $PSG Fan Tokens.
— Paris Saint-Germain (@PSG_inside) August 12, 2021
契約金の一部をトークンで受け取りか
パリ・サンジェルマンは、スポーツファントークンなどを発行するChiliz(チリーズ)と提携し、Chilizの独自アプリSocios.comを通じてファントークン$ PSGをリリースしている。
昨季限りでFCバルセロナとの契約が満了したメッシは、パリ・サンジェルマンへの移籍に際し、契約金の一部をファントークン$ PSGで受け取ったと発表された。
今回年俸3500万ユーロ(約45億円)の2年契約に1年延長オプションで移籍が決定したメッシだが、ファントークンの割合は不明で、「かなり多くの量」とされている。
移籍報道後価格が高騰
ファントークン$ PSGは、昨年12月、伊セリエA・ユベントスFCのファントークン$JUVとともにBinanceなど複数の大手暗号資産(仮想通貨)取引所に上場しており、今回メッシの移籍報道がなされて以降5日間で最大130%価格が高騰した。
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今年3月には、ユべントスFCに所属するクリスティアーノ・ロナウドのキャリア通算770ゴール達成を記念して770$JUVが授与されており、プロサッカー選手が暗号資産で報酬を受け取るのはこれが初めての事例であると報じられていた。