OrchidがCoinListの教育を目的とした報酬プログラムに参加

OrchidがCoinListの教育を目的とした報酬プログラムに参加

OrchidがCoinListの教育を目的とした報酬プログラムに参加

P2Pによるプライバシーネットワークを開発するOrchid(オーキッド)が、ICOなどトークンによる資金調達のサポートを行うCoinListによる、教育を目的とした報酬プログラムに参加することを発表した。

ユーザーの教育を目的とした報酬プログラム

Orchidは、ネイティブトークンOXTをインセンティブとして用いたVPN(仮想プライベートネットワーク)などのプライバシーツールを開発しており、本プログラムでは、ユーザーがCoinListのプラットフォーム上でOrchid Protocolに関するビデオを視聴し、コンテンツに関する5つの質問に正解することで、5ドル分のOXTを獲得できるという。

プログラムの趣旨としては、スマートコントラクトによるやり取りや、その他さまざまなプロジェクトについて学んでもらうことを目的としており、その結果として暗号資産(仮想通貨)を獲得できるようにすることでユーザーを動機付ける狙いで、今回のOrchidとの教育プログラムが初の試みとなる。

今回の提携についてOrchidのCEOであるStevenWaterhouse博士は次のように述べている。

「CoinListは、アーリーアダプターがデジタル資産についてもっと理解できるように支援したいと考えています。」

「この最新の収益キャンペーンを通じて、より多くの人々がデジタルプライバシーマーケットプレイスに参加できるようになったことを嬉しく思います。」

増加しつつあるプライベートネットワーク需要

先日米テキサスなど10の州政府が、「グーグルがインターネット広告の分野で独占的な地位を利用して市場を不正に操作し、企業や消費者に不利益を与えている」との理由で、日本の独占禁止法にあたる反トラスト法違反で裁判所に提訴した。

インターネットインフラが普及し、GAFAなどに代表される企業による徹底した情報収集に基づく利便性の高いサービスが提供される中、上記に見られる企業の独占や、個人のプライバシーに関する問題などが昨今取り沙汰されている。

Orchidによると、2010年以降VPNの使用量は3,400%以上増加しており、世界中のインターネットユーザーのほぼ25%が毎月VPNを介してWebにアクセスしているという。 VPN市場は2022年に360億ドルに達するとの予測もされており、今後の発展にも注目したい。