モルガンクリークが、SECに新たなビットコインファンドを登録申請
機関投資家向けの投資管理サービスなどを提供するモルガンクリークが、新たなビットコインファンドについて米証券取引委員会(SEC)に登録申請を行ったことが明らかになった。
新たなリスクマネジメントファンド
データによると、申請者はMorgan Creek Capital ManagementとMorgan Creek Exos GPとなっており、「Morgan Creek Exos Risk Management BitcoinFund」の名称で申請が行われている。
Exos Financialによると、本ファンドはビットコインへのリスクエクスポージャーを提供し、ボラティリティリスクを常に低減するよう設計されており、ビットコインに対する指標がプラスの場合は資本の割り当てを増やし、マイナスの場合は割り当てられるポジションを減らすなどのメカニズムを備えているという。
これらのリスク管理とボラティリティの平準化により、ビットコインのリターンを20%上回るインセンティブフィーが提供されるとのことだ。
7,100万ドルの資金調達に成功
モルガンクリークは、以前設立したMorgan Creek Blockchain Opportunities Fundにおいて、昨年10月に調達した6,090万ドルに加え、今年10月までにさらに1,010万ドル増やし、総額で7,100万ドルもの資金の調達に成功しており、Morgan Creek Exos Risk Management BitcoinFundはこれに続くものとなっている。
ファンドのwebサイトでは、ビットコインについて次のように述べている。
「ビットコインは、インターネット以来最大の技術革新になる可能性のある新しい資産クラスの基盤を築きました。」