仮想通貨業界を震撼させた「Mt.GOX事件」、元代表に執行猶予判決!業務上横領は無罪!

仮想通貨業界を震撼させた「Mt.GOX事件」、元代表に執行猶予判決!業務上横領は無罪!

2014年2月、当時最大規模の仮想通貨取引所マウントゴックス社から巨額のビットコイン85万BTC(当時レートで約480億円相当)と顧客からの預り金(約28億円)の流出が発覚したとされる事件で、Mt.GOXの元代表マルク・カルプレス被告(33)に対し東京地裁は15日、懲役2年6ヶ月執行猶予4年の有罪判決を言い渡した。

業務上横領や特別背任については無罪としたが、同被告が2013年2月~9月までの間に21回に渡り、取引システムのデータを改ざんし、システム内の口座残高3350万ドルを水増ししたとし、私電磁的記録不正作出・同供用などの罪での判決となった。

同被告は公判で全面無罪を主張した。

「ハッキングされて盗まれた」と大量消失について関与を否定。

業務上横領の罪についても

「顧客のお金を不正に使った事は無い。会社からの貸付金として会計処理した。後で精算するつもりだった」

などと主張していた。

警視庁の捜査でもコインの大量消失の原因は解明されておらず、真相は未だ藪の中である。