日本政府、「中央銀行デジタル通貨(CBDC)」の採用について本格的検討へ!
14日、日本政府は、「中央銀行デジタル通貨(デジタル円)」の採用について検討していることが、日本経済新聞の報道で明らかとなった。
日経の報道によると、政府は今年の政策枠組み「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」にCBDC計画を盛り込む予定である。この骨太方針は経済財政政策の基本であり、国内外に日本政府がCBDCの具体的な検討に乗り出すと表明することになるという。
レポートによると、日本銀行は、CBDCを米国やヨーロッパ諸国などの他の国と調整する可能性があることで、国内の電子決済の必要性に対応する意向です。また、中国が「デジタル人民元」を発行する準備をしており、各国より先行して動きをみせていると指摘。
日本銀行がデジタル通貨を真剣に検討しているというニュースは、日本銀行がCBDCの技術的側面を実験することを意図した公式声明を発表してからわずか1週間後のことです。
日銀はまた、今年の1月にデジタル通貨の実現可能性を調査するため、以下の主要銀行とのパートナーシップを発表しました。
- カナダ銀行
- イングランド銀行
- 欧州中央銀行
- スウェーデン・リクスバンク
- スイス国民銀行
- 国際決済銀行(BIS)
日本の自民党の山本幸三金融調査会長は、中国とFacebookのデジタル通貨イニシアチブに対抗するために、「2〜3年」以内にデジタル円を開発するよう求めています。
世界でデジタル決済の需要は高まりつづける中で、日本でも出遅れないよう着々と準備が進められいる模様です。