ビットコイン価格が5万ドル突破！時価総額1兆ドルに

2月16日21時30分頃、ビットコイン価格が史上初の5万ドルを突破した。

5万ドルのラインはビットコインの時価総額が1兆ドル（約105兆円）の大台に乗る歴史的な価格であるほか、心理的節目とされ、意識されてきた重要なポイントでもある。

Tradingview

ビットコインは昨年10月頃から徐々に価格が上昇し、12月中頃から急激な上昇を見せており2017年の仮想通貨バブル時に記録した最高値をあっさり抜き去ったのはつい最近のことだ。

ビットコインは現在も強い上昇トレンドが継続しており、1BTC1,000万を超える予想が相次いでいる。

2017年のバブル時との大きな違いは、機関投資家や大手企業による大口の参入がBTC価格高騰を後押ししている点だ。

伝説のヘッジファンドマネージャー、ポールチューダージョーンズ氏やスタンレードラッケンミラー氏などといった機関投資家の参入に加え、MicroStrategyが準備資産としてビットコインを大量購入するなど、大手企業による大口の資金流入が一因である。

最近では8日に、テスラがビットコインを15億ドル（約1,600億円）分購入したことを明らかにしたことや、16日にはMicroStrategyが転換社債の私募提案を発表し、調達した資金でビットコインを追加購入する計画が明らかにした。

また、仮想通貨ファンドPanteraCapitalの報告によると、仮想通貨を採用したPayPalやSquareが、新規発行されたビットコインの大半を購入していることが、市場でのビットコイン不足を招いているという。

こうした動きは今後も増加していくことが予想され、ビットコイン価格にも影響していくものとみられる。