ビットコインが630,000ブロックに到達!3度目の半減期を迎える
2020年5月12日午前4時23分頃、仮想通貨ビットコイン[Bitcoin/BTC]は実行ブロック630,000ブロックに到達し、3度目となる半減期を迎えた。
この記念すべき”630,000″ブロックを生成したのは、世界最大級のマイニング企業であるビットメイン(Bitmain)の子会社で、世界有数の規模を誇る「Antpool(アントプール)」だ。
出典:blockchain.com
半減期後はどうなる?
半減期とは、発行上限の決まっている仮想通貨の供給量を一定の基準のもと調整(半減)する仕組みだ。
ビットコインは210,000ブロック毎(約4年に一度)に半減期を迎える仕組みとなっており、本日3度目の半減期(630,000ブロック)を迎えたことによりブロック報酬が半減し、630,000ブロック以降のブロック報酬が、これまでの12.5BTCから6.25BTCになる。
半減期を迎えることで、マイニングによるブロック報酬が半減するため通貨の希少価値が高まり、一般的には価格が高騰する傾向にあるため、注目を集めている。
ハッシュレートが急上昇!
半減期直前の11日には、ハッシュレートが急上昇した。
マイナーにとっては半減期を迎えることにより単純に報酬が半分になるため、採算性が著しく低下する。
そのため多くのマイナーが撤退すると予想され、半減期直前に上昇したハッシュレートは、半減期後に低下するとみられている。
現在は上昇する以前と比べ、それほど大きな変化はみられておらず、次回の難易度調整の動向に注目が集まります。