グレイスケールがビットコインETFを申請か
暗号資産(仮想通貨)運用世界最大手の米グレイスケール(Grayscale Investments)が、同社が提供するビットコイン投資信託「Grayscale Bitcoin Trust(GBTC)」について、来週初めにスポット上場投資信託(ETF)に転換する申請を行う予定であることが報じられた。
上場投資信託へ転換か
CNBCの報道によると、今月15日に米国証券取引委員会(SEC)がビットコイン先物ETFについて同国初の承認を行ったが、情報筋によると、これが承認された場合はすぐに現物に裏付けされたETFの申請を行う予定であったとのことだ。
予定通り申請が行われた場合、承認の可否を判断する75日間の審査期間に入ることとなる。
資産運用残高は60兆円に
グレイスケールは、今年6月にDeFi関連の暗号資産投資商品追加を検討するなど順調に投資商品を拡大しており、10月15日時点での資産運用残高は526億ドル(約60兆円)にも上る。
10/15/21 UPDATE: Net Assets Under Management, Holdings per Share, and Market Price per Share for our Investment Products.
Total AUM: $52.6 billion$BTC $BAT $BCH $LINK $MANA $ETH $ETC $FIL $ZEN $LTC $LPT $XLM $ZEC $UNI $AAVE $COMP $CRV $MKR $SUSHI $SNX $YFI $UMA $BNT $ADA $SOL pic.twitter.com/H095pF7htL
— Grayscale (@Grayscale) October 15, 2021
投資商品の中でもGrayscale Bitcoin Trust(GBTC)は約74%を占めており、申請された場合の承認可否について注目が集まっている。