Bitmain、米国で仮想通貨マイニング機器のメンテナンス認定機関の立ち上げを発表
中国の世界最大手仮想通貨マイニング企業Bitmain(ビットメイン)は、米国の大手ブロックチェーンホスティングプロバイダーであるCore Scientific(コアサイエンティフィック)と提携し、北米でマイニング機器のメンテナンストレーニング機関「Ant Training Academy(ATA)」を立ち上げたことを発表した。
これにより、中国を拠点とするAnt Training Academyと同等の高評価を受けているトレーニングおよび認定サービスを北米でも受けられることとなる。
中国以外では初となるAnt Training Academyは、米ジョージア州のダルトンで2020年秋頃に開始予定となっている。
2017年にBitmainが作成したATAカリキュラムは、Antminerにより正式に認定された唯一のトレーニング機関および認証局であり、長年にわたる知識の普及と技術の継承と蓄積に基づいたものだ。
ATAのメンテナンストレーニングコースは、マイニング機械の設置や操作、修理方法についてメンテナンス担当者を教育することを目的としている。
Core Scientificの最高情報責任者であるジェフテイラーは次のように述べている。
「世界に通用するビットメインアントトレーニングアカデミーを北米にもたらすために、ビットメインと提携できることを非常に嬉しく思います。」
「実績のあるATAカリキュラムとCore Scientificの認定インストラクターを組み合わせることで、ホワイトグローブアプローチと優れた運用の卓越性が私たちのDNAの一部であり、出席者が最高レベルでの運用に必要なミッションクリティカルなスキルを習得し、長期にわたって安全を確保できます。」
Bitmainの国際マーケティングマネージャーであるNathaniel Yu氏は次のようにコメントしている。
「世界中のお客様に継続的なサポートと開発を提供するというBitmainの取り組みの一環として、私たちは業界での専門的な仕事で有名なCore Scientificと提携しました。」
「この協力を通じて、お客様はATAの高度な専門トレーニングと認定にアクセスしやすくなり、鉱山労働者を世界規模で維持するプロセスを強化できると確信しています。」