ビットコイン先物の「Bakkt」、開発アプリを近日リリースか

ビットコイン先物の「Bakkt」、開発アプリを近日リリースか

ビットコイン先物の「Bakkt」、開発アプリを近日リリースか

インターコンチネンタル取引所(ICE)の仮想通貨子会社である「Bakkt」は、仮想通貨決済アプリのリリースに関して、「数週間後に発表」することを2020年2月13日のクライアントニュースレターにて行った。

Bakktは、ビットコインの先物として正式にリリースされたものであるが、消費者向けのアプリの開発を2019年から行っており、そのアプリには仮想通貨取引に加えて、アプリ内の資産やポイントなどを保管することが出来るようになると伝えられています。

出典:Bakkt

アプリの開発は、ビットコインの先物取引を行うためだけではなく、ポイントやゲームトークン等の様々なデジタル資産の価値を統合させることによって、Bakktの更なる利便性を図ることを目的として行われていました。

Bakktの親会社であるインターコンチネンタル取引所(ICE)は、2020年2月5日に、ロイヤルティプログラムサービス企業である「Bridge2 Solutions」の企業買収を行うことを発表しました。

「Bridge2 Solutions」には、試験的に進めている「Loyalty Pay」というプロジェクトがあり、このプロジェクトは、幅広い企業向けに提供されているロイヤリティプログラムを提供しているため、今回Bakktが開発しているアプリの機能と統合することによって、独自のプラットフォームを構築することを目的としているといえます。

ポイントなどを現金やその他の決済手段に交換する際には、Bakkt側に手数料を支払う必要が生じますが、銀行などに支払う手数料よりは、はるかに格安でアプリを導入している小売店などでも利用することが可能となります。