FCバルセロナがChilizと提携、ファントークンを発行!
スペインの人気フットボールクラブチーム「FCバルセロナ」が、一般消費者向けのブロックチェーンベースの製品やエンターテイメントでのファンエンゲージメントプラットフォームを提供する「Chiliz」と提携し、ファントークンを発行することが発表された。
この提携はFCバルセロナが掲げる新デジタルコマーシャル戦略の重要な一部で、同クラブが発行予定の「BAR(バルサ・ファントークン)」を活用することにより、世界中に3億人以上いると言われるバルサ(FCバルセロナ)サポーターが、様々な恩恵を受けることが可能となる。
独自の通貨とアプリでの運用
ユーザーは、「Socios.com」という独自のソーシャルアプリでChiliz独自の仮想通貨「CHZ」を使用し、Fan Token Offering(FTO)にてBARを購入することができる。
Socios.comではファンが応援するクラブチームに対してトークン化された投票権を購入することが可能で、パリ・サンジェルマン、ユベントス、ASローマ、ウェストハム、アトレティコ・マドリード、ガラタサライ、また、eスポーツチームのOGなどと提携を結んでいる。
また、アプリを利用することで報酬を受け取ることができ、リーダーボード(ランキングボードのようなもの)で上位を目指したり、獲得した報酬ポイントを使って限定グッズや特別体験を獲得することができるようになります。
Socios.comアプリでは投票やアンケート以外にもファン同士だけのチャット機能やファントークンの取引、ゲームやコミュニティチャレンジといった様々な機能が実装されていく予定だ。
ChilizとSocios.com 創設者でCEOの Alexandre Dreyfus氏は以下のように語っている。
「FCバルセロナをChilizとSocios.comに迎えられることをとても嬉しく思います。」
「Socios.comにFCバルセロナを迎えることによって、私たちの目的の一つであるブロックチェーン技術の浸透の達成にも一歩近づくことができます。一人のファンがアプリをダウンロードする度に、また、ファントークンを購入する度に、私たちはこの革新的技術のユースケースを確かなものとしていけるのです。」