仮想通貨都市「AKON CITY」設立!母国セネガルと最終合意!

仮想通貨都市「AKON CITY」設立!母国セネガルと最終合意!

仮想通貨都市「AKON CITY」設立!母国セネガルと最終合意!

米国で活躍するセネガル共和国出身のR&Bシンガーソングライター・実業家のAKON(エイコン)氏が、仮想通貨「Akoin(エイコイン)」で全ての取引が行われる都市「AKON CITY(エイコン・シティ)」の設立に向けてセネガルと最終合意に至ったことを発表した。

『21世紀で最も成功したR&B歌手の1人』として知られるエイコン氏は、米国で最も権威のある音楽チャート Billboard Hot 100で、同時に1位と2位を独占するという、ソロ歌手では初めての記録を達成した経歴を持つ。

アメリカ生まれでセネガル育ちの同氏はセネガルを大事な「故郷」と位置付け、2007年には「Konfidence Foundation」という慈善団体を設立。貧しい家族を支援し健康と教育を促進したいという想いを形にした。

また、2014年には「Akon Lighting Africa」という基金を設立し、アフリカの太陽光発電の普及を支援するなど多くの慈善活動を行なっている。 エイコン氏は、「ブロックチェーンや仮想通貨がアフリカの救世主になる」と大きな期待と可能性を感じており、アフリカでの仮想通貨普及により、人々に大きな力を与えると希望を持っている。

そして19年3月、AKON CITYの建設計画がスタートした。 このAKON CITYは、2018年にセネガルのMacky Sall(マッキー・サル)大統領から与えられた、敷地面積2000エーカー(約8平方km)土地に建設予定で、セネガル西部に位置するブレーズ・ジャーニュ国際空港から車で5分のところだ。

ここでは、日常生活における全ての取引を独自の仮想通貨「Akoin」を利用する。また、再生可能エネルギーなどの最新技術を取り入れる事により、セネガル初のLEED認定を受けた都市になる予定だ。

エイコン氏は14日のツイートでこう述べている。

セネガルでAKON CITYの契約を結んだところです。将来あなたを迎えることを楽しみにしています。

このプロジェクトは、いくつかの段階を踏んで進められ、10年間という長期にわたる開発が予定されている。第2段階は2025年になるとの見通しだ。 AKON CITYは最先端のスマートシティを目指し、これから本格的な開発が進められる。