中国の通信大手Huaweiと中国人民銀行(PBOC)がパートナーシップ契約締結!
4日、中国の通信大手Huaweiは、中国人民銀行(PBOC)のデジタル通貨部門と、金融技術研究に焦点を当てた新しいパートナーシップ契約を締結したことを発表した。
具体的にどのような研究を行なっていくかについてなど、契約の詳細は明らかにされていない。
提携に関する経緯は、中国人民銀行の幹部であるYifei Fan氏が、深センのHuawei本社を訪問した際に、署名式が行われた。
中国人民銀行のデジタル通貨部門は2016年末にブロックチェーンとフィンテックの研究に焦点をあてる目的として設立。デジタル法定通貨の強力な支持者であるMu Changchun氏が率いています。
Huaweiは、中国人民銀行のデジタル通貨部門がパートナーシップを公式に発表した最初の主要なテクノロジー企業の1つとなった。
Huaweiはブロックチェーンへの積極的な投資しており、金融、公共サービス、輸送などの分野での応用を模索しています。また、先月にブロックチェーンベースの支払い決済の特許申請を行っている。
China’s tech giant @Huawei has filed a patent application for a #blockchain-based settlement, according to a Chinese company information provider. pic.twitter.com/7vwOIvYz0P
— Global Times (@globaltimesnews) 2019年10月21日
また、HuaweiのCEOであるRen Zhengfei氏は以前、中国にはFacebookの仮想通貨プロジェクトであるLibraと競合できるデジタル通貨を開発する能力があると述べた。
最近、中国はブロックチェーン技術に関する取り組みを強化していく事が表立っており、先月25日には習近平国家主席は、ブロックチェーン技術がイノベーションの中核としてのブロックチェーン技術の採用を加速するよう国に促した。
この勢いが今後どのような形で反映されていくのか注目が集まります。