世界最大のピザチェーン「ピザハット」南米ベネズエラの全店で仮想通貨決済を導入!
世界90の国と地域に展開する世界最大のピザチェーン「Pizza Hut(ピザハット)」が、仮想通貨決済プラットフォームを展開するCryptobuyer(クリプトバイヤー)と提携し、ベネズエラのピザハット全店舗で仮想通貨(暗号資産)決済を導入したことが分かった。
ベネズエラのピザハットは、カラカス、マラカイ、マラカイボ、バルキシメトの各都市に店舗を構えており、首都カラカスではエルサンビル、エルレクレオ、ライダー、カウリマーレ、ラスメルセデスに展開している。
同国内のピザハットでは、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、ダッシュ(DASH)、バイナンスコイン(BNB)、ダイ(Dai)、テザー(Tether)のほか、CryptobuyerのネイティブトークンであるXPTでの決済が可能となった。
ベネズエラで仮想通貨決済が普及
ベネズエラでは、「1945年以降で最悪」と言われるハイパーインフレ状態が続き、ピーク時にはおよそ268万%に達しており、ビットコインをはじめとする仮想通貨の安全資産としての利用や、仮想通貨を利用した決済を導入する動きが加速している。
5月には国内の2万店舗に仮想通貨決済を導入する計画が発表され、Cryptobuyerを通じた仮想通貨決済プラットフォームにより、バーガーキングやTamanaco Intercontinental Hotel、Trakiなど、大手企業が既に導入している。