NY市長、初任給をビットコインなど暗号資産で受け取り
今年1月にニューヨーク市長に就任したエリック・アダムス氏が、初任給をビットコインやイーサリアムなど暗号資産(仮想通貨)で受け取ることが明らかになった。
金融革新の中心都市に
発表によると、アダムス市長が21日に受け取る初任給について、暗号資産取引所を通じてビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)に変換され支払われる。
アダムス市長は、ニューヨークが暗号資産を含め、その他の金融革新の中心都市となることを目指しており、次のようにコメントしている。
「このようなイノベーションの最前線に立つことで、雇用を創出し、経済を改善し、世界中の才能ある人材を引き寄せる事につながります。」
暗号資産教育も推進
アダムス市長は就任前の昨年11月、学校教育のカリキュラムに暗号資産教育を取り入れるべきであると公言するなど、暗号資産推進派として知られており、市長当選直後には、「最初の3回の給与は暗号資産で受け取る。」と表明していた。
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同じく米フロリダ州マイアミ市のフランシス・スアレス市長も、ビットコインを活用した市職員の給与の支払いや、年金の受け取りを計画するなど、暗号資産の導入を積極的に行っている。