英ModeBankingが新たな金利商品「Bitcoin Jar」を導入!
英国に本拠を置くフィンテック企業である「ModeBanking」は、ビットコインで運用が行われる新たな金利商品の提供を行うことを2020年3月31日に発表した。
ModeBankingは、ツイッターの共同創設者であるBiz Stoneが出資する企業であり、アプリの設計によりビットコイン向けの全く新しい製品の提供を行っており、従来はビットコインの購入とウォレットアプリ機能の提供を行っていたが、今回のサービス発表で「ビットコイン銀行」というワードを用いて、新たな金利商品を導入することとなりました。
新サービス「Bitcoin Jar」の概要
新たに導入されることになる新サービス「Bitcoin Jar(ビットコインジャー)」は、今後8週間の間は、預入期間の金利が5%で、ロックアップ期間がなく、自由に引き出しが可能なキャンペーンを行っています。
出典:ModeBanking
この間はまだ仮想通貨に馴染みのない投資家に対してビットコインに興味をもってもらうことを目的として設けられており、現在市場であふれている金融商品よりも高利回りな商品を提供することになりました。
この商品を通じて、ビットコインを中長期的に保有しようとする層を取り込みたいという見通しを立てています。
大手Defi企業Celsius Networkとの提携
ModeBankingは、今回の金利商品の導入にあたり、大手Defi企業であるCelsius Networkとの提携を行っています。Celsius Networkは、ビットコインやその他のデジタル資産を投資家に提供することで収益を生み出している企業になります。
業務提携にあたって、Celsius NetworkのCEOであるAlex Mashinksy氏は以下のようにコメントしている。
「Celsiusは、ModeBankingの最新の製品発売の一部であることを嬉しく思っており、暗号化コミュニティに最適な影響を及ぼすことを約束し、同じ価値観を共有するModeBankingと業務提携できることを誇りに思います。」
そして、ModeBanking の責任者であるJanis Leglerは次のように説明しています、
「仮想通貨市場やそれに付随する金融商品はますます発展しており、従来の金融機関が扱っている金融商品に比べても遜色ない状況です。
ModeBankingでは、デジタル資産の有利なアカウントに強い将来があると考えています。そのため、あらゆる種類の投資家や従来のバンキングアプリユーザーがグローバルに利用できるようにすることを目標にしています。」