マカフィーの仮想通貨GHOSTが、香港ディズニーランドなどの自動販売機で使用可能に
セキュリティ対策ソフトMcAfeeの創業者として知られるジョン・マカフィー氏が開発を手掛けた仮想通貨(暗号資産)「GHOST」が、香港の60ヶ所以上の自動販売機での支払いに利用できるよう提携したと発表した。
GHOSTでの支払いは、仮想通貨、電子マネー、フィアットなど複数通貨での支払が可能となるシステムivendPayとの提携により実現し、利用できる自動販売機の中には、香港ディズニーランドに設置されているものも含まれるという。
When we 1st launched $GHOST our vision was not only to focus on #Privacy but also on real user adoption.
We are happy to announce that we have partnered with @ivendpay to deploy $GHOST as a form of payment in over 60 vending machines accross HK including #hongkongdisneyland 👻👻 pic.twitter.com/SEveEEFuP2
— GhostbyMcAfee (@GhostbyMcAfee) June 28, 2020
匿名性を重視した仮想通貨
今年4月にマカフィー氏のtwitterで開発が発表された仮想通貨GHOSTは、匿名性を重視したプライバシーコインとなっており、コンセンサスアルゴリズムにはプルーフ・オブ・ステーク(PoS)が用いられている。
GHOSTの公式サイトによると、最も重視しているプライバシーについて次のように説明されている。
GHOSTトランザクションは、最新のエスクロープールを使用してトランザクションの履歴を保護および消去します。GHOSTトランザクションは、ゼロ知識証明を使用して検証されます。
GHOSTには中心的な会社や所有者はおらず、GHOSTトークンの所有者とユーザーが制御するコミュニティによって分散的に運営・管理されるという。
また、取引におけるトランザクションの処理は120秒以内に完了し、手数料もごくわずかなものだと説明されている。
GHOSTはtwitterで、「私たちのビジョンは、プライバシーだけではなく、実際にユーザーに利用されることにも焦点を当てている。」とコメントしており、今後も展開を進めていくものと思われる。