韓国の国民銀行がブロックチェーン関連企業3社と戦略的技術協力!デジタル資産分野に参入

韓国の国民銀行がブロックチェーン関連企業3社と戦略的技術協力!デジタル資産分野に参入

韓国の国民銀行がブロックチェーン関連企業3社と戦略的技術協力!デジタル資産分野に参入

韓国のメガバンクであるKB国民銀行(KB Kookmin Bank)がデジタル資産の保管・管理等のブロックチェーンの技術を利用した新規事業の発掘に乗り出すことを明らかにした。

韓国メディアの報道によると、KB国民銀行は6日、Haechi Labs(ハッチラボ)Hashed(ハッシュド)Cumberland Korea(カンバーランドコリア)のブロックチェーン関連企業3社とデジタル資産分野の戦略的技術協力を目的とし、業務協約を締結した。

背景には韓国政府が7月22日に発表した「2020年税法改正案」により暗号資産の課税計画などの規制の改正や、中国をはじめとした多くの国が中央銀行デジタル通貨(CBDC)の導入へ加速するなど、関連市場が急速に変化していることが挙げられる。

4社は今回の提携を通じて、ブロックチェーン関連の事業を主とした新しいビジネスモデルを検討することとなったと伝えられている。

今後は、暗号資産だけでなく、貨幣・不動産・美術品・権利などの資産もデジタル資産として取引されるものと予想されており、これに必要なブロックチェーンと金融との技術と環境を、今回の提携を通じて確保していくという。

KB国民銀行ITグループ代表のイオヨル氏は、次のように述べている。

「今後もKB国民銀行は、様々な技術企業との協力を通じて、デジタルエコシステムを拡大する。」