ホンジュラスで初となる暗号資産ATMが設置
中米ホンジュラスで、初めてとなる暗号資産(仮想通貨)ATMが設置されたことが明らかになった。
ホンジュラス初の暗号資産ATM
ロイターの報道によると、首都テグシガルパのオフィスタワーに設置されたATMは「labitcoinera」という名称で、ホンジュラスの通貨レンピラを使用して暗号資産を購入することができるという。
今回ATMを設置したのは、ホンジュラスの企業TGUで、実際の経験を通じて暗号資産への理解を一般的に広めたい考えだ。
TGUのCEOであるJuan Mayen氏は、これまで暗号資産を自動で購入する手段がなかったとして次のように説明している。
「これまでは暗号資産を購入するにはP2Pしか方法がなく、それを代行してくれる人を探し、現金を持ち運び、直接会って支払う必要がありました。これはホンジュラスの環境を考えると非常に不便で危険です。」
今後ATMの増設も検討
今年6月、エルサルバドルがビットコインを法定通貨として採用することを決定して以降、周辺諸国でも暗号資産需要が高まっている。
Mayen氏によると、ホンジュラスの多くのソフトウェア開発者が暗号資産での支払いを受け入れており、今後需要の増加に伴いATMの設置数を増やしていきたい考えだ。