Global Xが米SECにビットコインETFを申請
ニューヨークを拠点とする資産運用会社Global Xが、ビットコインETF(上場投資信託)に関する申請書を、米国証券取引委員会(SEC)に提出したことが明らかになった。
米初のビットコインETF承認を目指して
7月21日付でSECに提出された目論見書によると、今回申請されたビットコインETF(Global X Bitcoin Trust)が承認された場合、Cboeグローバルマーケットが所有するCboe BZX取引所へ上場され、Global X Digital Assetsによってスポンサードされる。
また、信託の管理者としてはバンク・オブ・ニューヨーク・メロンが記載されている。
VanEck社は2度の審査期間延長
米の資産運用会社VanEckが3月15日、ビットコインETFの申請を行っていたが、45日間の審査期間経過後、2度の審査期間延長の措置が取られ、8月10日に再度判断されることとなっている。
関連:米SEC、VanEck社申請のビットコインETFの審査期間を延長
SECが慎重な姿勢を見せる中、北米やヨーロッパでは暗号資産(仮想通貨)ETFの運用が続々と開始されており、米国内でも需要が高まっていることから、承認は時間の問題であるとの見方も強まっているが、今後の展開に注目したい。