eToroがカルダノ(ADA)とトロン(TRX)のステーキングサービスを開始
世界最大級のオンライン取引プラットフォームeToroが、カルダノ(ADA)とトロン(TRX)のステーキングサービスを開始し、11月に最初の報酬を受け取ることができるようになったことを発表した。
専用プラットフォームで暗号資産を保持するだけ
ステーキングとは、暗号資産を特定の条件下で一定期間保有することで、ネットワークセキュリティに貢献し、その対価として報酬を受け取ることができる仕組みで、eToroでのステーキングも、サポートされている暗号資産をeToroプラットフォームで所有するユーザーが、それらを保持するだけで報酬を自動的に獲得することができる。
eToroは、ユーザーに代わってステーキングプロセスを実行し、暗号資産を自動的に配布する。つまり、ユーザーは、利子を稼ぐ方法と同様のメカニズムを使用して、暗号資産の保有量を増やすことが可能となる。
eToroでのステーキングは、シンプルさと安全性を重視しており、ステーキング報酬は、ADAまたはTRXでそれぞれ毎月ユーザーに支払われ、ユーザー側でのアクションはまったく必要ないとのことだ。
現在のところADAとTRXの2種をサポート
eToroの取引プラットフォームでは多くの暗号資産を取り扱っているが、現在のところステーキングサービスでサポートされるのはカルダノ(ADA)とトロン(TRX)の2種のみで、将来的により多くの暗号資産をサポートしていく計画であるという。
ステーキングやレンディングサービスなど、短期的な売買を繰り返すことが難しい初心者などにとっても、ある意味では利用しやすいサービスとなっており、今後もサービスの拡大が期待される。