エルサルバドル政府がビットコインを買い増し 保有総額700BTCに
エルサルバドルの現大統領で実業家のナジブ・ブケレ氏が20日、新たに150ビットコイン(BTC)を買い増しし、政府保有の総額が700BTCになったことを発表した。
価格下落を押し目と判断
ビットコイン価格は20日、520万円台から一時500万円を下回る490万円台まで急落しており、ブゲレ大統領のツイートによると、このタイミングを押し目と判断し、150BTCを買い増した形となった。
出典:coinmarketcap
8日に続く買い増しで保有総額700BTCに
エルサルバドルは今月7日、政府として世界で初となるビットコインの購入を発表し、200BTCを購入。その後さらに200BTCを追加購入した。
ビットコイン価格は上昇し、最大で580万円を突破したが、翌8日には急落し一時470万円台まで下落した。
ブゲレ大統領はその際にも「押し目をありがとう。」とツイートし、150BTCをさらに買い増し、計550BTCを保有していた。
今回の購入でエルサルバドル政府の保有総額は700BTC(約35億円)となったが、ブゲレ大統領は引き続きビットコインの活用について強気の姿勢を示しており、今後の動向が注目される。