ドバイ政府、暗号資産取引を監視する新たな規制機関を設立

ドバイ政府、暗号資産取引を監視する新たな規制機関を設立

ドバイ政府、暗号資産取引を監視する新たな規制機関を設立

ドバイ政府は9日、暗号資産関連の法案を承認し、市場の監視などガバナンスを行う規制機関「Dubai Virtual Assets Regulatory Authority(VARA)」を設立したことを発表した。

投資家保護のため透明性と安全性を確保

アラブ首長国連邦(UAE)首相であるシェイク・モハメド氏のツイートによると、今回暗号資産関連の新たな法案の承認に署名し、VARAがUAEの暗号資産市場のガバナンスを行う独立規制機関として、暗合資産の分類やセクターの監視を行うための管理規定を制定する。また、違反者に対して罰金や、事業停止などの罰則を与える権限も担う。

設立の目的と今後の方針については次のようにコメントしている。

「当局は、投資家に最大限の透明性とセキュリティを確保するために、すべての関連団体と協力していきます。」

暗号資産市場拡大に向けて

ドバイ・ワールド・トレード・センター(DWTC)は昨年12月、新たな経済セクター創出を視野に、DWTCが、暗号資産取引所やその他のデジタル資産関連などの正式な規制機関となり、包括的なエコシステムの設計などを通じ、デジタル資産関連の新たなセクターを形成していくことを発表している。

今後VARAが関係機関と協力し、暗号資産市場の拡大を図っていくものと思われる。

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