シンガポールDBS銀行、アジアの銀行初となる暗号資産預託サービスを開始!
東南アジア最大手として知られるシンガポールのDBS銀行は14日、アジアの銀行としては初となる機関投資家を対象とした暗号資産(仮想通貨)預託サービスを開始することを発表した。
DBSは子会社であるDBS Trusteeを通じて以下の4種類の暗号資産預託サービスを開始する。
取引可能となる法定通貨はシンガポールドル(SGD)、香港ドル(HKD)、米ドル(USD)と日本円(JPY)となっている。
DBS Private Bankのグループ責任者であるJoseph Poon氏は次のように述べている。
当社の信託体制により顧客資産は安全に管理され、これらの資産を便利に保有することができる。
近年、多くの顧客が暗号資産に関心を持ち、すでに投資を行っている。
暗号資産がより主流なものになるにつれて、この傾向が加速することを期待している。
DBS銀行は昨年12月、機関投資家や適格投資家を対象としたデジタル資産のトークン化、取引、保管エコシステムなどを提供するデジタル資産取引所DBS Digital Exchangeを設立し、現在120の顧客が利用している。