ブロックチェーン企業ConsenSysが欧州のCBDC実用化に向け技術提携

ブロックチェーン企業ConsenSysが欧州のCBDC実用化に向け技術提携

ブロックチェーン企業ConsenSysが欧州のCBDC実用化に向け技術提携

米を拠点とするイーサリアムのブロックチェーン企業ConsenSysが、欧州のCBDC(中央銀行デジタル通貨)実用化に向けた技術提携を行うことを発表した。

CBDC発行・管理に関する技術提供

今回パリを拠点とするメガバンク ソシエテ・ジェネラルグループの子会社で、主にブロックチェーンによるデジタル金融商品の発行や管理に関するサービスを提供するソシエテ・ジェネラル・フォージ(Societe Generale FORGE)が、進行中のCBDCパイロット活動の一環として、テクノロジーと専門知識の提供を受けるためのパートナーシップとしてConsenSysを指名した。

ConsenSysは、主にCBDCの発行と管理、配信と支払い、および台帳間の相互運用性に重点を置いた技術提供を行うとのことだ。

ConsenSysのエンタープライズソリューションのグローバル責任者であるKenTimsitは次のようにコメントしている。

「ソシエテ・ジェネラル・フォージの業績を高く評価しており、彼らと協力できることを誇りに思います。ConsenSysは、CBDC分野の進歩に取り組んでおり、CBDCプロジェクトで世界中の6つの中央銀行を支援してきました。」

CBDC導入に向けた他のプロジェクトでも活躍

ConsenSysは先月25日、タイと香港の中央銀行間でCBDCによるクロスボーダー決済を目的としたProject Inthanon-LionRockにおいて、ネットワークの構築に携わることを発表している。

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世界各国でCBDC導入に向けた開発が進む中、今年5月にはフランス中銀のフランス銀行が、ソシエテ・ジェネラルの協力の元、テストチームが開発したブロックチェーンによるデジタル化された証券の売買など、デジタルユーロの試用テストの成功を発表し、7月には、アクセンチュアなど実用化に向けた共同実験を行う8社としてソシエテ・ジェネラル・フォージが選出されている。

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