Chiliz:ブロックチェーンを活用したファン投票による采配でチームが勝利!
スポーツクラブのファントークンを扱うChilizがサポートするApollon Limassol(アポロン・リマソール) FCが、トークン保有者の投票によりフォーメーションと出場選手を決定し、チームは勝利を収めた。
独自アプリでファンがチーム編成に参加
キプロスのファーストディビジョンクラブであるApollon Limassol FCが、ライバルチームであるAris Limassol(アリス・リマソール)FCと行った親善試合にて、Chilizの独自アプリSocios.comを利用して、クラブチームのトークンを保有するファンの投票によりフォーメーションや出場選手を決定し、6対0で勝利を収めた。
投票ではファンの64.97%が、優先するフォーメーションとして4-2-3-1を選択し、攻撃的ポジションにはMatei、Dinduiny、Larsson、Benschopの4選手が選ばれ、この内3選手が前半に得点をあげた。
ファンが参加した試合中トークン価格も上昇
Apollon Limassol FC のヘッドコーチであるSofronis Avgousti氏は試合前に次のようにコメントした。
「クラブとして、私たちはファンとつながりを持ち、可能な限り最善の方法でファンを代表したいと思っています。ファンの希望や選択を反映したチーム編成を行い、それが功を奏した場合、私たちが彼らの意見を尊重しているという事実に喜びを感じてくれるでしょう。」
また、今回の試みについてChilizとSocios.comの創設者兼CEOのAlexandre Dreyfus氏は次のように述べている。
「今日、Socios.comとApollonFCは歴史を築きました。ArisLimassolとの親善試合は、ファンがフォーメーションと選手を選ぶという、ブロックチェーンを活用した初めての試合でした。」
Apollon Limassol FCのファントークン($ APL)は、8月25日に初めてリリースされ、販売開始からわずか6分で10万ドル分全てが完売となっていた。
また、今回行われた親善試合の最中、APLトークンは13%もの上昇がみられた。