ChilizがLagardèreSportsと欧米・欧州のスポーツ市場を狙った戦略的提携を発表!
一般消費者向けのブロックチェーンベースの製品やエンターテイメント及びスポーツにおけるファンエンゲージメントプラットフォームを提供する「Chiliz(チリーズ)」が、フランスに本部を置くLagardèreGroup(ラガルデール・グループ)のスポーツ・エンターテイメント部門の大手マーケティング代理店「Lagardère Sports(ラガルデール・スポーツ)」と提携したことを発表した。
Chilizは独自の仮想通貨「CHZ」を使用し、「Socios.com」というアプリ上で、ユーザーがクラブチームに対するトークン化された投票権を購入したり、限定グッズや特別体験の機会が与えられる報酬ポイントを獲得すことができるサービスを提供しており、今月にはスペインの人気フットボールクラブチーム「FCバルセロナ」と提携し、「BAR(バルサ・ファントークン)」を発行することを発表していた。
米NFLやMLBともつながりの深いLagardère Sports
Lagardère Sportsは、エージェントとしてコーチやスポーツメディアパーソナリティを代表するとともに、チーム契約の交渉やマーケティングの機会の確保など、アスリートのマネジメントも行っており、NFLにおいては、守備的な選手の過去最高額の契約交渉を手掛けた実績や、スーパーボウル優勝チームであるKansas City Chiefs所属の選手数名とも契約を結んでいる。
また、MLBにおいてもクライアントとして40年以上の業界経験を持っており、現在も45人以上のメジャーリーグおよびマイナーリーグの選手と契約を結んでいる。
ChilizとSocios.com のCEO Alexandre Dreyfus氏は次のようにコメントしている。
「2020年の目標の一つとして『50のIP(知的財産)をSocios.comにオンボードする』ということを皆様にはお伝えしてきました。
その目標達成に向けてLagardère Sportsと手を取り合って彼らが持つアスリート、クラブ、スポーツ協会、そしてスポーツリーグのネットワークに対してアプローチができることを非常に嬉しく思います。欧州及び米国のファンエンゲージメントの未来を作っていきます。」
また、Lagardère Sportsフランス最高責任者 Laurent Moretti氏は以下のようにコメントした。
「Socios.comとの戦略的提携締結はとても喜ばしいことです。私たちはブロックチェーンや暗号資産といった革新的な技術の力を信じています。
スポーツマーケティング代理店大手として、クライアントおよびパートナーに対して最高のソリューションを提供するのが私たちの義務だと思っています。この提携は弊社のビジョンにとって大きなプラスとなるでしょう。」