バイデン大統領が6兆ドルの支出予算を提案 ビットコインも4万ドルを回復

バイデン大統領が6兆ドルの支出予算を提案 ビットコインも4万ドルを回復

バイデン大統領が6兆ドルの支出予算を提案 ビットコインも4万ドルを回復

米バイデン大統領が27日、インフラ整備のための6兆ドル規模の予算提案を行ったとニューヨークタイムズが報じた。報道後ビットコイン価格も4万ドル台を回復している。

第二次世界大戦以降最高レベルの連邦支出

バイデン大統領は先月28日、インフラ整備や気候変動対策の名目で、新たに総額6兆ドル(約650兆円)規模に達する異例の景気刺激策を発表し、今回この連邦支出予算案が発表された。報道によると、これは米国において第二次世界大戦以来の最高の持続的レベルの連邦支出となる予定で、今後10年間で1.3兆ドルを超える赤字が発生することとなるという。

ドル下落の懸念が再燃か

報道を受け、市場ではリスク選好の円売りの動きが広がっているほか、米株先物でダウ平均が上昇に転じている。
中国での暗号資産(仮想通貨)禁止報道や、イーロン・マスク氏の発言を受け価格が急落していたビットコインは、報道後ゆるやかに上昇し、記事執筆時点では4万ドル台を回復している。

出典:coinmarketcap

一部の投資家やアナリストは、歴史的ともいえる政府の巨額支出にドルの下落を懸念し、投資家の資金がビットコインなどの暗号資産に流れる可能性についても示唆している。