DeFiプロトコルForceDAO、ハッキングにより4千万円相当のトークン流出
DeFiプロトコルForceDAOが4日、ハッキング攻撃によって183ETH(約4100万円)相当のFORCEトークンが流出したことを明らかにした。
POST-MORTEM
To the Force and DeFi community, we’d like to share a post-mortem on the recent xFORCE exploit.
Thanks to everyone technical and non-technical who helped along the way.
Especially to the White Hat who helped deter FORCE getting drained.https://t.co/MK2GH69yLd
— Force (@force_dao) April 4, 2021
スマートコントラクトの脆弱性をついたハッキング
ForceDAOは、ローンチ直後の数時間でスマートコントラクトのバグを利用したハッキング攻撃を受け、183ETH相当のFORCEトークンが、悪意あるブラックハットハッカーによって流出し、既に換金されてしまったとのことだ。
現時点で発覚している5つのブラックハットエクスプロイトの内、3人のアドレスでトークンが保持されており、ForceDAOではこれらをバーン(焼却処分)する決定を下した。
また、上記のバグに気が付いた善意のホワイトハットハッカーにより、1,480万FORCEがネットワークに返還されたこともわかっている。
今後の計画を数日以内に発表予定
ForceDAOの発表によると、今回の攻撃ではFORCEをステーキングした際に受け取るxFORCEトークンのみが被害を受けており、その他のプラットフォーム上の資金は安全であるとのことだ。
チームでは今後スナップショットの情報などを元に、内部の再構築を開始し、影響を受けたFORCE保有者とLP全体を作成する計画を今後数日で発表する予定だ。