Ethereum Foundation、2020年第2四半期における助成金受領リストを公開!

Ethereum Foundation、2020年第2四半期における助成金受領リストを公開!

Ethereum Foundation、2020年第2四半期における助成金受領リストを公開!

8日、Ethereum Foundation(イーサリアム財団、以下EF)は、イーサリアムブログ上の投稿で、2020年第2四半期にエコシステムサポートプログラムの一環としてチームに助成金を供与することを発表した

この発表による助成金の支払いは、EFが次世代のイーサリアムネットワークにおける潜在的なサイバーセキュリティと暗号経済問題を調査するために、イーサリアム2.0 専用のセキュリティチームを編成すると発表した1か月後に行われる予定です。

 Ethereum Foundation(イーサリアム財団)とは

EFは、従来の非営利団体でも利益を追求する企業でなく、イーサリアムを管理・主導することを目的としたり、イーサリアム関連テクノロジーの重要な開発に資金を提供する唯一の組織でもなく、大きなエコシステムの一部として活動を行うことを目的として運営が行われています。

EFの取り組みとしては、生態系支援プログラムやすべてのイーサリアム開発者、研究者、思想家、およびメーカーのための年次会議の組織などをしています。

今回2020年第2四半期における助成金として$ 3,884,000(約4億円)の資金を、コミュニティと教育のためのブロックチェーンアドバイザリー会社Akomba Labsや、Ethereum 2.0でクラッシュの原因となるコンセンサスバグを見つけるためのBeacon Fuzz など、28の企業と研究者に送られることになりました。

EFブログは次のように述べています、

「今回発表したリストは、公開調査プロセスによる助成金、委任されたドメインの割り当て、サードパーティの資金調達を含む、EF全体からの非継続的な資金調達を表しており、今後もこれらの素晴らしいプロジェクトをはじめとする数多くのプロジェクトに取り組むことを支援します。」

 社会貢献を行う暗号資産取引所

EFやバイナンスチャリティ財団に代表されるように、財団を設立し企業に対する助成金や社会貢献事業として活動を行う暗号資産取引所はますます増加しており、その世界的な価値はもはや揺るぎないものとなっています。

そして暗号資産による寄附は、ブロックチェーン技術と組み合わせることにより透明性の高い取引に該当し、誰がいくら送ったのかなどの証明を行うことも容易です。

また、世界中のどこからでも少額の送金手数料で送金できるというメリットも有しており、透明性の高い取引が求められる寄附行為との相性はとても良いるでしょう。