eBayがNFTなど暗号資産市場に参入を検討

eBayがNFTなど暗号資産市場に参入を検討

eBayがNFTなど暗号資産市場に参入を検討

大手ECサイトeBayのCEOであるJamie Iannone氏が3日、CNBCのインタビュー動画で、将来的に暗号資産(仮想通貨)市場への参入を検討していることを示唆する発言を行った。

暗号資産決済やNFT導入を検討

Iannone氏が語るところによると、現在詳細は未定だが、新たな決済手段の一つとして暗号資産を導入することや、NFT(代替不可能なトークン)をプラットフォーム上で取り扱うことなどを検討しているという。

eBayは米を拠点とし、190ヵ国以上にアクティブユーザー1.8億人以上を持つ世界最大規模の越境EC・ネットオークションサイトで、14億点を超える出品数を誇る。

暗号資産トロンの創設者兼CEOのジャスティン・サン氏が、昨年2月に実現したウォーレン・バフェット氏との会食の権利を獲得したのもeBayのチャリティオークションによるもので、当時の最高額を大幅に更新する456万7,888ドル(約5億円)で落札された。

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過去にも暗号資産市場参入を検討

eBayは過去にも暗号資産決済の導入を検討した経緯があり、2018年にはFacebookが主導する暗号資産Libraの運営主体として設立されたLibra協会にも参加していたが、各国政府や規制当局などから懸念点を指摘されたことなどを要因とし、これを脱退している

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最近ではイーロン・マスク氏が率いる電気自動車のTesla(テスラ)や、決済大手PayPalなど、暗号資産決済や取引サービスを導入する企業が増加しており、こうした流れの中eBayでも再び導入を検討する動きが強まっているものと思われる。

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