28日、ブロックチェーンのオンライン学習サービス「EnterChain」などの運営をする株式会社digglueと、仮想通貨ウォレット事業などを行う株式会社Gincoがブロックチェーンの教育コンテンツ作成及びコンサルティング業における業務提携した事を発表しました。
今や仮想通貨のみならずビジネスシーンなど様々な分野においての技術革新に欠かせないものとなりつつあるブロックチェーン技術は、日々研究開発を進められています。
しかしながら、プロジェクトが増える一方でブロックチェーンエンジニアが不足しているのが現状であり、開発環境、インフラ整備が難しいという問題を抱えています。
そのような背景から、互いの技術やノウハウを元に、ブロックチェーンサービスの開発に必要となる技術習得のための教育コンテンツや導入支援のコンサルティング領域において共同でサービスを実施していくとの事です。
AI、ブロックチェーン導入のコンサルティングや教育コンテンツの構築などのdigglueの技術とアプリ開発を行うGincoのノウハウ、両社の強みを掛け合わせてブロックチェーンの認知、教育、導入支援、共同でのイベントなど、様々なサービスを展開していく予定です。
余談ではありますが、同じく28日に大和ネクスト銀行が発表したインターネットリサーチの中の一つに「最近話題の職業のうち、10年後(2029年)に、平均給与が最も高いと思う職業」というのがありました。1,000名の有効サンプルを集計した結果、1位リモート医療ドクター、2位ロボットクリエイター、3位YouTuberに次ぐ堂々第4位にブロックチェーンエンジニアがランクインしています。
画像:PR TIMES
この様な結果や、大手企業が次々とブロックチェーン技術を取り入れている事からも、ブロックチェーンエンジニアへの需要や期待が非常に高まっているということが伺えます。
今回の業務提携により、技術者の育成が加速していくことが望まれます。
興味のある方はプロジェクトの動向を追ってみては如何でしょう。