玉城町、電子地域通貨「たまネー」の運用を開始

玉城町、電子地域通貨「たまネー」の運用を開始

玉城町、電子地域通貨「たまネー」の運用を開始

三重県玉城町が1日、玉城町の経済支援、経済循環、地域の活性化を目的とした独自の電子地域通貨「たまネー」の運用を開始した。

プラットフォームには、株式会社トラストバンクが提供する、自治体向けの電子地域通貨サービス「chiica(チーカ)」を活用する。

9月1日から運用開始

「たまネー」は玉城町内で使える電子地域通貨で、地方創生臨時交付金を活用し、町が発行する。

対象となるのは全ての町民で、一人あたり3千ポイント(3千円分)を付与した「たまネーカード」を送付。また、18歳以下には子育て応援給付として、さらに3千ポイントが上乗せされている。

現在のところ町内の60店舗以上の飲食店等で利用可能で、今後も取扱店舗を増やしていく予定となっている。

カードとアプリを選択可能

「たまネー」のプラットフォームには「chiica(チーカ)」が採用されており、ユーザーはカードをそのまま利用するか、スマホアプリにデータ移行してのQRコード決済の2通りから選択することができる。

10月3日から31日までの期間、チャージ金額(上限5千円)の50%のポイント付与や、11月以降には利用金額に応じたポイント付与などのキャンペーンも予定されている。

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