大分県、電子地域通貨プラットフォームを活用したデジタル商品券サービス開始!

大分県、電子地域通貨プラットフォームを活用したデジタル商品券サービス開始!

大分県、電子地域通貨プラットフォームを活用したデジタル商品券サービス開始!

13日、株式会社オーイーシー(本社・大分)は、株式会社フィノバレー(本社・東京都港区)と株式会社大分銀行の「Money Easy」電子地域通貨プラットフォームを活用したデジタル商品券発行サービスを大分県内で開始することが明らかになった。

デジタル商品券発行は県内のデジタル化推進につながる

人口約112万人の大分県に株式会社オーイーシーと大分銀行がタッグを組み新しい試みを行う。

今回、デジタル地域通貨事業のフィノバレーの基盤活用のうえ、専用アプリをスマートフォンにダウンロードし、セブン銀行のATMなどで現金をチャージし、足を運んだお店では小さな正方形を上下左右に配列させたマトリックス式(マトリックスコード)と、1次元バーコードを上下に複数重ねたスタック式(スタックコード)の二次元コードを読み取って金額入力のうえ決済する仕組みである。

出典:株式会社オーイーシー

プレミアム商品券は紙媒体からデジタル化へ

ひとびとの生活が新型コロナウイルスにより大きく変化した昨今。これまでは地域活性化などを目的にしたプレミアム商品券は紙媒体だったが、ウィズコロナという背景のなか非接触型の決済への需要が高まっていたなか株式会社オーイーシーは大分県内の地域のデジタル化や地域経済の活性化および流通・販売を促す取り組みの1つとしてデジタル化したプレミアム商品券を提供する。

紙媒体の商品券からデジタル商品券へのメリットとは?

いくつか特徴があるので紹介したい。まず1つ目の特徴は専用アプリ1つで申し込み、応募、抽選ができるのでこれまでの紙媒体の商品券と比べ大きな負担軽減につながるメリットがある

そして2つ目は導入までの時間が早く、即座に地域イベントなどにも活用することが可能である。さらにお店は店頭に二次元コードを掲示するのみで初期投資が一切かからないというから驚きである。

これまでの紙媒体での費用的、時間的コストの大幅削減が可能になる。

デジタル商品券発行は地域通貨導入への小さな1歩になる

アプリ上でほぼ完結できる今回のデジタル商品券発行は、加盟店ならびに消費者双方にとってシンプルな仕組みのため、ひとびとの生活に馴染むまで時間はかからないだろう。

こういった各自治体の動きはこれからも地域経済活性化につながり、ゆくゆくは地域通貨導入をすすめる動きも近い将来きっと出てくるだろう。

 

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