佐賀県みやき町、電子地域通貨「みやきpay」を導入

佐賀県みやき町、電子地域通貨「みやきpay」を導入

佐賀県みやき町、電子地域通貨「みやきpay」を導入

佐賀県みやき町が1日、新型コロナウイルス感染症対応事業として電子地域通貨「みやきpay」の導入を開始した。

プラットフォームには、株式会社トラストバンクが提供する、自治体向けの電子地域通貨サービス「chiica(チーカ)」を活用する。

9月1日から導入開始

みやき町は、新型コロナウイルス感染症対応事業として、世帯の家計に対する支援及び地域経済の活性化を目指すため、地域通貨「みやきpay」を9月1日から導入した。

対象となるのは全町民(令和4年5月1日に住民基本台帳に登録されている方)で、町内の加盟店で利用できるポイント3,000円分が付与される。

みやき町では、これまで新型コロナウイルス感染症対策としてテイクアウトクーポン券事業や事業者への支援金給付事業といった取り組みを行ってきたが、「みやきpay」の発行により、通貨を町内循環させることで町内の店舗などの事業者支援にもつなげ、域内経済の活性化を図っていく考えだ。

電子地域通貨サービス「chiica(チーカ)」

「chiica(チーカ)」は、ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」などを運営する株式会社トラストバンクが提供する自治体向けの電子地域通貨プラットフォームサービスで、専用アプリとQRコード利用して電子地域通貨の発行・管理を行うことができる。

利用者はスマホの専用アプリを利用したQRコード決済と、カードタイプの2種類から選択が可能となっている。

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