上士幌町、地域通貨導入へ プロジェクトチーム発足
北海道上士幌町が16日、ゼロカーボンの推進に向け、まちの将来を担う若者で構成するプロジェクトチームを9月14日に立ち上げ、地域通貨の導入などを目指していくことを発表した。
地域通貨制度の構築を目指し
本プロジェクトでは、環境をはじめとしたSDGsに資する行動に応じて付与するポイント(地域通貨)制度を構築し、行動の寄与・貢献度の見える化や町内の買い物・サービスで利用できるポイント付与制度の仕組みづくりなどを目指していく。
出典:上士幌町
プロジェクトチームのメンバーは、「若者・多様性・ジェンダー平等」の観点から20代を中心とした若者で、商工・農業・金融・福祉・観光・学校関係者、役場職員など多様な分野から参画し、男女の割合も配慮した構成となっている。
これまでのSDGsへの取り組み
上士幌町では、令和3年8月にSDGs推進プロジェクトチームを立ち上げ、今年3月のチーム活動終了まで全7回に渡り、上士幌町を舞台としたオリジナルSDGsボードゲームの製作や普及啓発用リーフレットの作成、SDGsスタディツアーの造成のほか、小学校や企業・団体などでの出前授業の開催など様々な取組を行ってきた。
今後は、今回新たに発足したゼロカーボン推進プロジェクトチームが、SDGs推進の環境づくりや脱炭素社会の実現に向けての活動を行っていく。