横浜市東戸塚地区、電子地域通貨「ツーカー」導入へ

横浜市東戸塚地区、電子地域通貨「ツーカー」導入へ

横浜市東戸塚地区、電子地域通貨「ツーカー」導入へ

 

横浜市の東戸塚地区の地域活性を推進する「東戸塚SDGs推進委員会」が、コミュニティ通貨サービス「まちのコイン」を提供する株式会社カヤックと連携し、電子地域通貨「ツーカー」を導入する予定であることが明らかになった。

2022年7月21日から運用開始

「ツーカー」は、東戸塚駅周辺を中心に戸塚区全域で利用できる電子地域通貨で、2022年7月21日(木)から運用が開始される予定となっている。

テーマは「子供と一緒に育つまち」で、東戸塚のまちや、人と人の交流を想起させる由来から名付けられた。

導入後、ブロケード戸塚新聞では「読み終えた戸塚新聞を持っていって100ツーカーもらう」や、東戸塚商店会では「まちの清掃活動に参加して300ツーカーもらう」などのサービスが予定されているほか、ブロケード戸塚新聞では、「我がまち自慢情報を戸塚新聞に1000ツーカーで載せられる」といったものも予定されている。

導入の背景

神奈川県がSDGsの達成を目指して立ち上げたSDGsつながりポイント事業は、SDGsの達成に向けて、地域の社会的課題の解決を図る活動に、ポイントを通じて、住民・店舗・企業の直接・間接的な参加を促し、地域活性化とSDGsの「自分ごと化」を図ることを目的としており、その中で「東戸塚商店会」内の有志が「東戸塚SDGs推進委員会」を立ち上げ、「まちのコイン」導入を決定した。

今後「ツーカー」の利用等を通じて、継続的に住民がまちに参加する仕組みや交流をより相互に生み、地域活性化を促していきたい考えだ。

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