岐阜県、電子観光クーポン事業「ぎふ旅コイン」を開始
岐阜県が、株式会社フィノバレーが提供するデジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy(マネーイージー)」を活用した電子観光クーポン事業「ぎふ旅コイン」を10月15日から開始する。
観光産業の早期回復へ向けて
ぎふ旅コインは、一般社団法人岐阜県旅行業協会と岐阜県観光連盟が、コロナ禍で影響を受けた観光産業の早期回復を図るとともに、非接触による感染症対策及び観光DXを推進することを目的に行う実証事業で、県民割引キャンペーンを利用した旅行者に対し、県内の約1,100店舗で利用できるポイントを付与する。
ポイントは、ぎふ旅コインの専用アプリを通じて、一泊あたり2,000円分のコインがチャージされ、飲食店や観光施設などの加盟店での支払いに利用することができる。
また、飛騨地域で同じくMoneyEasyを採用する電子地域通貨「さるぼぼコイン」とも提携し、さるぼぼコインのQRコード読み取りにてぎふ旅コインが利用可能となっている。
ぎふ旅コインの事業期間は、令和3年10月15日から12月31日までで、ポイントの利用期限はポイント獲得(チャージ)した日の翌月の月末までとなっている。
デジタル地域通貨プラットフォームMoneyEasy
株式会社フィノバレーが提供する、デジタル地域通貨サービスを短期間で安価に開始できるプラットフォームシステムで、岐阜県飛騨地域の電子地域通貨さるぼぼコインの他、今年6月には、千葉県木更津市の電子地域通貨「アクアコイン」のプラットフォームとしても採用されている。